ホーム > 園だより“ろりぽっぷ” > わがまま -集団の中で、自分を抑えることを学ぶ-

わがまま -集団の中で、自分を抑えることを学ぶ-

にじ 792号 2011年1月21日

20日は大寒でした。窓の外では、ビワの乳白色の小さな花が冷たい風に揺れています。
この時期に人知れず咲く花の存在に気付いたのはつい最近のことです。この年齢になってもまだまだ新しい発見があることに、ささやかな喜びを感じました。

さて、今回は幼児期のわがままについてです。“わがまま”とひとくちに言っても、何をわがままとするかは、大人の価値観によって大きく変わります。ちなみに園では、わがままという言葉は保育者の中ではあまり耳にすることはありません。私たちの中では、わがままを言えるようになれば、やっと心を開き、自分を出してくれるようになったと評価するからです。むしろ、自分の思いを押し殺し、大人の言う通りにしか動けないお子さんの方を心配しています。大人の思いを察して望んでいる通りにしようとするよい子よりは、わがままを言えて幼児期に自分の思いを発揮できる方が、安心できるのです。

しかし、わがままが過ぎるということがあるのも事実で、親御さんも頭を悩ませるところだろうと思います。幼児期は、幼ければ幼いほど、何でも自分の思い通りになるのではないかという思いを持っているものです。そうした気持ちは、自分にも出来ないことがあるという現実に直面することで少しずつ変化していきます。 ところが、大人が手伝うことにより、何でも思い通りになるような生活ができてしまうと、思い通りにならないことががまんできなくなります。これが、わがままが過ぎるという状態です。自分の思いを発揮できることも大切ですが、思い通りにならないという現実をだんだん受け入れて、気持ちの調整ができるようになることも大事なことです。
こうした気持ちの調整ができるようになるためには、大人との間だけでは難しく、子ども同士の遠慮の無い関係が必要です。なぜなら、どうしても大人は子どもに合わせてしまい、いわゆる過保護な状態にしてしまうからです。子どもの世界では、それぞれ自分の思いを発揮していくので、必ずしも相手に合わせるとは限りません。現実の生の体験を通して、自己発揮と自己抑制を調整できるようになっていくのだと思います。たくさんの友だちと遊べるようになれば、次第にわがままは姿を消していくことでしょう。

“わがまま”と言うと、どうしてもマイナスのイメージでとらわれがちです。でも、わがままも言えないようでは、もっと困るのです。幼児期に聞き分けが良く、手のかからない、いわゆるよい子の場合、思春期になって爆発することがあり、親子共々苦しむケースが生じています。
わがままを言ったり、反抗したり、親を困らせたり、そんな姿をむしろありのままの自分を出せている喜ばしい現象ととらえた方が良さそうですね。

今週のろりぽっぷ子たち

お年玉でお買い物

新学期早々、園長からお年玉をもらい、お買い物へ。

年長さんは50円玉を手に、近所の森田屋さんへ。今年も心よく買い物に行くことを引きうけてくださり、たくさん駄菓子を用意してくださいました。
並べられたお菓子に悩みながらも10円、20円、30円のものを頭をフル回転させながら選んでいました。

年少・中さんは、バス運転手が扮した「どうぶつのおかしやさん」で買い物のやりとりをしました。

お年玉でお買い物

お年玉でお買い物

お年玉でお買い物

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://fiverooms.heteml.jp/lollipop/wp-trackback.php?p=898
Listed below are links to weblogs that reference
わがまま -集団の中で、自分を抑えることを学ぶ- from 埼玉県さいたま市岩槻区の幼稚園|ろりぽっぷ幼稚園 園だより

ホーム > 園だより“ろりぽっぷ” > わがまま -集団の中で、自分を抑えることを学ぶ-

ランチメニュー
ランチメニュー
園だより(2017年度版)
園だより“ろりぽっぷ”

ろりぽっぷ子たちの園生活の様子や保育について、ブログ形式でお伝えしています。

ばうの紙芝居
幼稚園へのご連絡は…
記事の検索
RSSフィード
Meta

ページの先頭へ

Copyright © ろりぽっぷ幼稚園 All Rights Reserved.
ホームページ記載の記事・写真等の無断転載・複製を禁じます。