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育児でたいせつな「待つ」という気持ち

にじ 785号 2010年11月5日

園庭のハナミズキが色付き、真っ赤な実が秋の日を受けてまるでルビーのように輝いています。
今年は、紅葉の時期が遅れていますが、ろりぽっぷの庭にも少しずつ紅葉前線が近づいてきているようです。

さて、今週は日頃忘れがちな「待つこと」をもう一度思い起こして、子育てに生かしていただきたく、愛読書、佐々木正美著「子どもへのまなざし」からご紹介したいと思います。

教育や育てるということは待つことだと思います。子どもに限らず人間というのは、必ず良くなる方向に自然に向いていて、成長しようとする、発達しようとします。
だから、邪魔をしなければ、子どもなりの素質と個性と能力でみんな発達していきます。
草花や野菜を育てるのも、果物を育てるのも、人を育てるのも、全く同じで、ひそかに最善を尽くして、じっと待っていればいいのです。待つことに楽しみや喜びを感じられるようになったら、人でもものでも、育てるのは上手になります。

ですから、実際の育児(いろんな発達や成長)は、育児書に書いてあるより少しゆっくりめでいいのです。なおかつ、子ども一人ひとりは、その他様々なことに相当大きな個人差があるので、親の好みや都合通りにいかない子どもがいたって、それは,仕方のないことです。

昔の育児では、誰も焦らなかったです。子どもが言うことを誰もがゆっくり聞いてあげていました。躾をする時だって、決していそぎませんでした。オムツが取れるようになるのだって、お箸が使えるようになるのだって、誰だっていつかはできるようになるのだから、競争しない、焦らない、いそがないという育児があったのです。「いつからできるようになるのか、楽しみに待っている」ような雰囲気の育児だったのです。

育児をする上で最も大切なことは、子どもに生きていくための自信を持たせてあげることです。
親が子どもの最大のサポーターであり、理解者だということが通じれば、あとはいらいらしたり焦ったりせず、じっくり育児に取り組めばいいのです。

こちらか焦っていると、子どもは大きくなるにつれて、もっと焦ります。何事もちょっとやってみて、どうもだめそうだとなるとすぐぱっと変わろうとするようになりがちです。そうなると、何をやっても自信が持てなくて、成果があがるまで自分で自分を持てない子になりがちです。
反対に、こちらが成長や発達してくるのをゆっくり待ってあげる姿勢を普段から持っていると、それが子どもにも身に付きます。忍耐強さが身に付くと言っても良いと思います。
そして、待ってあげる姿勢は、子どもを十分に信頼しているという気持ちを子どもに伝えることになります。このことは、子どもへの愛を子どもに最も分かりやすく伝えることになるのです。

今週のろりぽっぷ子たち

落ち葉のシャワーにおおはしゃぎ!!

たくさんの落ち葉で早速遊ぶ子どもたち。フワフワペットを作ったりシャワーにして大喜び!!

落ち葉のシャワーにおおはしゃぎ!!

11月のお菓子作りは…

  • 3歳児(年少) ホットケーキ作り
  • 4歳児(年中) クッキー作り
  • 5歳児(年長) パウンドケーキ作り

5歳児

グループに分かれて、お友だちと協力し合いながら生地作りをしました。

お友達と協力しながら生地作りをしました。

3歳児

ホットケーキの生地をまぜるのもワクワク!!みんなでまぜると楽しいね。

みんなでまぜると楽しいね。

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