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19歳、なるちゃんの今 〜地域の中で 生き生きと〜

にじ 780号 2010年9月24日

「こんにちは。」21日の午後、事務所に突然のお客様です。体格の良い娘さんと中年の男性。「お久しぶりです、なるみです。」名のる目元に、幼い頃の面影が残っています。あぁ、なるちゃん、大きくなってと迎える私よりも背が高く、過ぎ去った年月を感じます。今日は、高校卒業後通っている障がい者授産施設のバザーの協力をお願いしにきたとのことでした。お父さんと間違えた方は、施設のスタッフの方でした。

19歳になったなるちゃんは、越谷市にある「くらしセンターべしみ」で、喫茶店の手伝いやクッキー作り、ポスティングなどの仕事に携わっているとのことです。(ちなみに、ランチのお米もべしみの方たちが配達してくれています。)「わたし、知的障がいになっちゃった。障がい者手帳も持っているよ。」とけれん味なく語るなるちゃんに、私は次にかける言葉に詰まってしまいました。

彼女は15年前、自閉症というハンディを抱えて入園してきました。動きは活発でしたがよく笑い、おしゃべりも大好きでした。いつも「なるちゃんね…」と話しかけてくれたものです。お母様もいろいろ大変でしたでしょうに、我が子の全てを受け入れておられた様子で、どんと構えた姿に、何か突き抜けた感じを受けたのを今もはっきりと記憶しています。
とにもかくにも、卒園生の行く末はいつも気がかりですが、なるちゃんが自分自身を受け入れ、地域の中に居場所を見つけ、生き生きと暮らしている姿に、あぁよかったね、なるちゃん、と心の底から思いました。

生きていく上でハンディや病を抱えてしまうことは、誰にでも起こりうることです。なりたくてなるわけではない、まして、その子が悪いわけでも親御さんが悪いわけでもない、一番辛い思いをしているのは、本人なのだというのが私の持論です。今回のなるちゃんの訪問を受け、ハンディも個性のひとつとして、障がいのある人もない人も地域の中で生きるものとして考え、実践していける世の中になってほしいと強く思いました。自分自身のあるがままを受け入れ、明るく自然体で活動しているなるちゃんに、心からのエールを送ります。

−なるちゃんのバザーにご協力いただける方は物品提供をお願いしますー

10/17(日)春日部中央町第1公園にて第33回わらじバザーを行います。そちらに向けて日用雑貨、衣類、靴、かばん、おもちゃ、文具等ご協力いただける方は9月末日までに園へお持ちいただければと思います。

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