にじ 775号 2010年6月25日
25日(木)は待ちに待ったプール開き。梅雨の晴れ間で何とかおひさまも顔を出してくれて、プール遊びを楽しむことが出来ました。
子どもたちは、みんなお水大好き。蛇口から流れる水に手をかざし、飽きる事を知りません。
栓をひねって流れの変化を楽しみ、きらきら光る様子を瞳を凝らして見つめる子どもたち。雨上がりの水たまりを発見しようものなら、わざわざ足を踏み入れ、砂場では重いバケツを運ぶ苦労もいといません。水は限りなく子どもたちの心を引きつけるようです。
でも、同じ水と言っても、プールのように圧倒的な量を持った場合は、親しみより恐怖心の方が先に立つ事が多いようです。プールの水を見て尻込みするのを「臆病」と決めつけるのは早計すぎるでしょう。幼児の場合、ゆったりと水に馴じみ、たわむれ、水に対して安心感を持つことから始めなければならないと思います。号令や力ずくで引きずり込むのは感心できません。従って、ろりぽっぷでは水に慣れる第一歩として、プールでの水遊びがあります。
プールの水は、早朝6時半から入れ、終わったら抜き、毎回取り替えています。子どもたちは、消毒液(塩素)を入れた腰洗い槽に下半身をつけてプールに入ります。水深は、子どものひざ丈くらい。スイミングに通っているお子さんにはちょっと物足りないかもしれませんね。楽しい水遊びも天気次第。この夏は何回プールに入れるでしょうか。水遊びの様子をご覧になりたい方は、どうぞお出掛けください。
さて、お父さんお母さんの水にまつわる幼い頃の記憶は、どんなものがおありですか?プールや海に何の抵抗もなく、お水大好きなこどもでしたか?私は、昔で言うカナヅチでした。子どもの頃、田舎の小川でバチャバチャした思い出はありますが、とうとう正式に泳ぎを教えてもらうチャンスは逃してしまいました。もっとも、昭和20年・30年代はまだ学校にプールなどなかったのですから。
子育てが一段落した頃、大人のスイミングスクールに通ってみましたが、顔に水がかかるのがイヤで、もっぱら平泳ぎのみ、それも5、6mで沈没でした。というわけで、子どもには自分の命を守るためにも泳ぎくらいはと、せっせとスイミングスクールの送り迎えをしたものです。結果、息子はクロールをはじめ一通りマスターできましたが、娘は私に似て、顔に水がかからない背泳ぎ一本でずうずうしくも市の大会にまでいってきました。
ことほど左様に水に強いか弱いかは、親のDNAも受け継ぐというのが私の持論です。何がなんでも泳げるようにという親の願いは、ままならないこともあると思うのですが…。
今週のろりぽっぷ子たち
プール開き 6月24日(木)
子どもたちの願いが空に届き、プール開きをすることができました。初めはちょっぴり水温が上がらず、急きょお湯を入れ、年長組さんから入ってもらいました。
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