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子どもたちが集まってくる公園 そのわけは… 〜ちいさなエピソード〜

こんぺいとう 758号 2010年1月22日

大寒とは思えない程、あたたかい一週間でした。寒さで縮こまっていた体が、つかの間解き放たれたような気持ちになれました。三寒四温と言いますから、このまま春とはいかず、来週は寒さが戻ってくるようです。

今週は、私の住む街の小さなエピソードをひとつ、ご紹介します。

自宅近くに、桜の大木に囲まれた小さな公園があります。広さは園庭程で、ブランコに砂場、すべり台など、標準的な公園です。かつては私の2人の子ども、そして今は3歳になる孫が、毎日のように遊んでいます。午前中は赤ちゃんや幼児、午後になると小学生たちが日が暮れるまで遊んでにぎやかな声が響いています。
孫のお供でたびたび公園に出掛けるようになり、明らかに他の公園とは違うことに気付きました。この公園は、いつも掃除が行き届いていて、特に砂場にはゴミ1つ落ちてないのです。てっきり、行政側が管理・清掃してくださっているのだと長いこと思っていたのですが、ある日、ひとりのおじいさんが竹ぼうきとゴミ袋、ふるいを持ってあらわれ、黙々と清掃を始めました。砂を掘り起こし、ふるいをかけて、落ち葉を取り除いて、履き清めているのです。「市の方ですか?」とお声をかけると、「いいえ、この近くのものです。」との応え。雨の日以外は毎日公園のお掃除をしてくださっているとのこと。今日の日曜日は出掛ける用事があるので、早朝のうちに済ませたのだとも。「ご苦労様です。ここの公園は砂場が清潔なので、遠くからわざわざ車や自転車で来るという方も多いと聞いています。ありがとうございます。」と、お礼を申し上げました。
ご近所情報では、幼稚園の仕事をなさっていた奥様を亡くされ、定年退職を機に、公園の清掃を始められたとのことでした。朝、子どもたちが集まる前に、ひっそり黙々と作業をなさっている姿を見るにつけて、亡き奥様がお子さんと接するお仕事をなさっていたことも、子どもの遊び場の清掃につながっているのではないかと、勝手な想像を膨らませてしまいました。

昨今、マスコミ等で、公園の周囲の住民から子どもたちの遊び声がうるさいなどの苦情が多いと報道されたりしています。一方で、街の片隅であたたかく子どもたちを見守り、ひそやかに労を惜しまない人がいることをちょっとお知らせしたくて、筆を取りました。  

今週のろりぽっぷ子たち

園庭のあちこちに、笑顔がいっぱい!

園庭のあちこちに、笑顔がいっぱい

園庭のあちこちに、笑顔がいっぱい

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