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私的なこと「父の日」に寄せて

こんぺいとう 740号 2009年6月19日

21日の「父の日」に寄せて、私的なことを記してみました。

数日前、私は12年前に亡くなった父の夢を見ました。夢の中の父は初めてでした。
83歳現役の町医者の白衣姿で、弟の診察の代わりをしていました。やっと夢の中に出てきてくれたと、目覚めてから懐かしさに胸が一杯になりました。

父の最期の看護での不十分さには、現在まで悔いを引きずっています。私が病室を出ようとすると「引き止めません」という父の言葉は、切なく心が痛みました。食のない父が私に求めたバタートーストを買いに走りました。トーストと紅茶は父の朝食の定番でした。
しかし、一口食してくれたのがやっとでした。私は、そのパンを3年間ほど冷凍庫に保存しておりました。

世の中に父親とのかかわりは、親子の数ほどあると思います。私の場合は、7歳で実の母を亡くしました。その後、父はどんな思いで私をみ、育ててきたのだろう。今になって、父の気持ちに思いを寄せられるようになりました。
私の思春期に、継母と私の間に挟まって悩む父が夜更けの台所で独り酒をあおっていた姿や、寝静まった子ども部屋をのぞきに来た父が布団をかけ直してくれる気配を感じ、これでは荒れて横道にそれることはできないな、と思ったことを記憶しています。
病人が出れば、真夜中でも往診カバンを持って飄々と出掛けていった父。幼い頃から一緒に遊んでもらった思い出は、ほとんどありません。

しかし、交わした父の言葉の断片は、いわく「人はひとりなんだよ」「平凡ほど難しいことはない」などの禅問答のような言葉や、「男に頼らず自立して生きていきなさい。それには、手に職をつけるという、免許を持つことだよ」など、今も心に残っています。

父の語る言葉の意味は、今に至って分かってきたように感じます。もっと父と話しをしたかった。悔やむ「父の日」の時節となりました。私にとって父親とはいったい何だったのでしょうか。

今週のろりぽっぷ子たち
劇団「りゅう」公演 6/17(水)

お~はなが わ~らった~

恒例の「大きなかぶ」 うんとこしょ、どっこいしょ!!

最後には、手作りの折り紙人形をひとりずついただきました

プレキャンプ年長カレーライス作り 6/15

包丁を握る手はお手のもの!でした。

飯ごうでご飯を作り、ドキドキワクワクも倍増!

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