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赤ちゃんが誕生して誰もが一度は手に取る育児書

ばう 688号 2008年1月25日

皆さんはどんな育児書をお持ちでしょうか。
私は松田道雄著の「育児の百科」でした。
核家族でしたから、何か変わったことがあると育児書と首っぴきでため息をついたり、ホッとしたりと、頼りがいのあるおばあちゃん的存在がこの本でした。

松田道雄さんは医者にして思想家。
1967年初版ののち、2003年までに6刷を重ねています。
私が手に入れたのは初版本でしたが2人の子育てに活躍した後、義妹や友人の手に渡り、いつしか子どもの成長とともに書棚から姿を消していました。
その育児書に再びめぐりあったのは、2年前のことです。
書店で随分探してやっと手に入れることができました。

ページをめくりあることばに再会した時、私の育児の原点はここにあったのだと思いを強くしました。
それは著書の「できる限り子どもの立場に身を置いて、育児を考える」ということばです。
思いかえせば赤ちゃんの発達についても杓子定規に、”何ヶ月になったらこれが出来なくては”という考えではなく、成長の様子にはさまざまなタイプがあっていい。
子どもの個性を尊重しなければならないなど、未経験な私は随分励まされたものでした。

この本のひとつ変わったところは集団保育を取り上げていることです。
松田道雄さんは

3,4歳の子どもにエネルギーの自由な発散をさせ楽しませ、かつ安全であるためには広い場所に出してやるのが一番いい。できるだけ大気の中で、大地の上で自由に遊ばせたい。
生き生きした子どもをつくるためには、子どもが自由意志で友だちと遊べる空間を与えねばならぬ。
大人に管理されない安全な空間を、どうしてつくるかが集団保育のこれからの問題だ

と述べています。また、

幼稚園や保育園が小中学校の教育よりすぐれているのは、人間関係の教育を優先させられるという点にある

幼児期の大事な時に、学校スタイルの保育を受けている子どもは、仲間と協力することを知らない人間に育ってしまう

とも。

本書の中の松田道雄さんの こうあってほしいという思いと
ろりぽっぷとの共通点をいくつも発見し
私自身がいかに深く影響を受けていたかを再認識させられました。

この育児書は150万人の読者を得て今なお多くのお母さんたちから
支持されています。父母用図書としてろりぽっぷ文庫に常備して
ありますのでぜひ一度手に取ってみてください。

(「育児の百科」 岩波書店 3800円)

snow1.jpg

「雪ってどんな味がするかな?」
あちらこちらで大きな口を開けている子ども達
1-28.jpg

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