ホーム > 園だより“ろりぽっぷ” > リレー 三点スタートへの道のり

リレー 三点スタートへの道のり

ばう 676号 2007年10月5日

プレイデーの最後を飾るのは年長サンのリレーです。
1人ひとりが約80mのトラックを力いっぱい走る姿にはいつも心揺さぶられ、つい涙ぐんでしまいます。
リレー1つについても各園いろいろな事情があるようです。
次にある先生が出席した研究会での内容をお知らせしましょう。

ほとんどの幼稚園から運動会の話が出ました。
一番多く出た内容は「リレー」でした。

対抗リレーをしている園が多く、負けてしまうクラスが同じになってしまったり、遅い子に対して「遅いよー」と言ってしまう子がいたり、勝ち負けにこだわってしまう為、「OOが遅いから・・・」と言ってしまう子がいるという話が出ました。
「頑張っているからいいんだよ」と、言ってくれる子の声を拾ったりして皆で頑張ろうという気持ちを向けている先生や、クラスでそのことを話し合ったという先生もいました。

私の幼稚園では3点スタートで競争というよりは、最後まで走ったこと、クラスみんなでバトンをつなげて走りきったことを認めてあげるという話をすると、3点スタートというやり方に驚いている先生が多かったようです。

毎年 年長ならではの種目として、このリレーを行ってきましたが、他の園と同じ悩みを持ち続けながら行っていました。
ろりぽっぷでは色々な持ち味のお子さんがいる、1人ひとり違っていいんだよというコンセプトで保育をしている園です。

早く走りたい気持ちはいっぱいあるけど、思うように走れない、また走るのは苦手というお子さんもいます。
それでいいんだよ、自分なりに持っている力を出し切って楽しんで走れば(歩けば)いいんだよ、そんな思いを実現するには、どうしたらよいのかがずっと課題でした。

いろいろ悩み、子どもたちとも相談しながら行き着いたのが3点スタートです。

以下の文章は2003年の3点スタートが決まった時の様子です。

年長児は今年もリレーを行いますが、各クラスでリレーをどのようにして決めるか話し合ったり、何度も園庭のトラックを走りこんだりして準備をすすめてきました。その中でリレーのスタートの
方法をどうするか、子どもたちに任せてみることにしてみました。
ひとつは3クラス同じスタートラインから同時にスタートする(同時スタート)、もうひとつは3クラスが別々にトラックの上のスタートラインからスタートする(三点スタート)。

この二つの方法の中から決めるというものです。

~中略~

同時スタート、三点スタートを何度か体験し、自分はどちらがよいか、よ~く考えてみようと提案しました。
各自ボールを持って、これだと思うカゴに思いを投じました。結果57対8。
圧倒的多数で三点スタートに決まりました。

バトンを渡したり受け取ったりする時、ごちゃごちゃにならないから、という意見が、同時スタートでなければ競争にならない、という意見を上回った結果になりました。

倉橋惣三の冠を持つ研究会「惣三会」では、ろりぽっぷのリレー、三点スタートには驚きの声があがったそうですが、リレーと言う考え方にこんな方法もあるよ、と小さな波紋を広げたように思います。

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://fiverooms.heteml.jp/lollipop/wp-trackback.php?p=16
Listed below are links to weblogs that reference
リレー 三点スタートへの道のり from 埼玉県さいたま市岩槻区の幼稚園|ろりぽっぷ幼稚園 園だより

ホーム > 園だより“ろりぽっぷ” > リレー 三点スタートへの道のり

ランチメニュー
ランチメニュー
園だより(2019年度版)
園だより“ろりぽっぷ”

ろりぽっぷ子たちの園生活の様子や保育について、ブログ形式でお伝えしています。

ばうの紙芝居
幼稚園へのご連絡は…
記事の検索
RSSフィード
Meta

ページの先頭へ

Copyright © ろりぽっぷ幼稚園 All Rights Reserved.
ホームページ記載の記事・写真等の無断転載・複製を禁じます。